アロマ資格ならどの協会で学ぶのがお勧め?
アロマの資格を取ろう!と思ったときに、色々な資格、アロマ協会があり過ぎて混乱してしまう。。。
そんな質問を受けることがあります。
アロマ歴20年、現役アロマ講師の川口三枝子です。
これまで、イギリス式アロマもフランス式アロマも勉強をして、大手3大アロマ協会で学んできました。そして、イギリス系アロマもフランス系アロマも、講師として教えてきた経験があります。
- 大手3つのアロマ協会を選んだ理由とは?
- 他の協会は、どうなの?
これから資格をとろう!思う方に、ご紹介してまいりましょう。
アロマの資格を学ぶのに、大手の協会をお勧めする理由
一般社団法人という制度ができてから、個人レベルで小さい協会が作りやすくなりました。
色々なアロマテラピー協会が誕生してきましたね。
私が学んできたのは、この3つ!
みぃちゃん
- ナード・アロマテラピー協会(Nard Japan)
- 日本アロマ環境協会(AEAJ)
- 日本アロマコーディネーター協会(AEAJ)
上記のアロマ協会は、20年以上の歴史を持っています。
そのため、日本で学ばれる方の中でかなりの割合の方は、これらのアロマテラピー協会を学んだ後にオリジナルをプラスして特徴のある新たなアロマ協会を作られている場合が多いです。
小さいアロマ協会がダメと言っているわけでは、ありません。
オリジナルの部分に惹かれ、そのオリジナル部分のアロマを学びたい!なら、そのアロマ協会がおすすめします。
大手のアロマテラピー協会をおすすめしている理由は、
- 基本を体系的に学べること
- 信頼性が高いこと
アロマテラピーの勉強は、精油だけと思いがちです。
しかし、精油が身体へ作用するため、身体への知識が必要となります。これは医学的な知識ということです。
医学的な知識は、日々アップデートしています。そのため、アロマの勉強だけでなく、医学的な知識も、アップデートする必要があるからです。これを、個人レベルで追い続けるのは難しいからです。
上記の”3大アロマ協会”のインストラクターまで、川口は勉強して資格を取得しました。
(ナード・アロマテラピー協会では、インストラクターコースを教えるアロマトレーナー資格まで取得)
そして、アロマ環境協会でインストラクター講座を教えていた経験があります。
また現在は、ナード・アロマテラピー協会の全ての資格を取得できる講座を開講しています。
ナード・アロマテラピー協会(資格)をお勧めする理由
精油の最新情報を学べるアロマ協会だから
ナード・アロマテラピー協会では、ケモタイプ精油辞典が発行しています。こちらは数年に一度改定されています。
2018年現在の最新版はVer8です(2015年10月に改定されたもので、その前は2011年)
これに伴い、アドバイザー、インストラクター、セラピストのテキストも改定されます。
例えば、今回改定になり新たにアドバイザーテキストに追加された、”脂肪細胞”などの項目があります。
精油の最新情報だけではなく、身体の仕組みを学ぶこともアップデートされます。
そして、年に数回、直接、三上先生や、薬学では川口先生、植物学では指田先生など各界の専門家から、直接、勉強できる機会があります。
大手のアロマ協会だからこそ、最新の知識を学び続ける機会があります。そして、学びにもそれが反映されてきます。これは、信頼性が高いといえますね!個人では、難しいのが、大手を勧める理由です
みぃちゃん
精油の質にこだわるアロマ協会だから
”ケモタイプ精油”という精油をナード・アロマテラピー協会では使用しています。
ケモタイプ精油は、”成分分析表付き”精油という意味ではありません
成分分析表を見て、使いこなせるようになるためには知識が必要になります。
最初の基礎として、アロマアドバイザーのお勉強では、精油成分を学び、その使い方やどういうことに効果があるのかを学んでいきます。
また、オーガニック認証が付いたものイコール、”農薬が含まれない”ということにはなりません。
オーガニック認証を取るために、チェックが厳しいですが、認証をとり出来たものが農薬がかかっていないかどうかは検査するしかありません。
ローズがすごい不作のため、プラナロム社のローズ精油は、現在、長期欠品中です。
精油を輸入しても、実際に検査すると農薬が含まれているものが多く、日本へ輸入できていないのが現状のようです。
精油は植物をとても濃縮したものなので、農薬がもし含まれていたら、精油の中にも高濃度含まれてしまいますね。
そして、毎年ナード協会が主催する”ハーブ蒸留実習”へ参加していると、実際に植物を育てつつ、精油の研究のために色々な分析をしているお話を伺います。
今回のVer8の精油辞典には、その成果も新たに加えられています。
(↑山梨にあるナードのハーブ農場は、富士山が見える素敵な場所です♪)
”ハーブ蒸留実習”を行うハーブ農場は、創業された方の熱い思いが込められています。10年前に農場が作られましたが、この翌年から実際に参加して体感できます。
以前は、ハーブ農場を始めた創業者が先頭を切って、農場を一緒に歩いて、熱い思いをたくさん語っていただきました。強くて熱い意志があり、他では真似できないような施設を運営されて、今でもハーブ農場が拡張されています。
指導者の視点で、成長し続けられるアロマ協会だから
これはトレーナー、セラピストトレーナー資格ということになります。
・トレーナー資格は、”インストラクターを育成する”資格
・セラピストトレーナー資格は、”セラピストを育成する”資格
となっており、前回こちらに詳しく書きました。
トレーナーは、インストラクターの2次試験(実技試験)の試験官となります。
セラピストトレーナーは、セラピストの2次試験(実技試験)の試験官となります。
ということで、試験官としての視点も必要になります。
また、セラピストトレーナーの場合は、毎年行われているセラピストトレーナー講習会にも参加できます(講習会とは別に、2年に一度必ず参加するセラピストトレーナー勉強会もあります。)
このセラピストトレーナー講習会にここ4-5年ほど毎年参加しています。そして、今回初めてトレーナーとして参加しましたが、指導者の視点を学ぶ良い機会となりました。講座の最後は、セラピストトレーナーのみで、指導する上でのお話などを意見交換できる機会も。
他のアロマ協会ではあまり無いように思います。これはセラピストトレーナー資格者が、全国でまだ30名程度という少ない人数で、あまり大き過ぎない規模だからこそ、統一した手技が保たれるのかもしれません。他の協会では、統一した手技とは限りません!
こちらの統一した手技は、多くの人数の知恵が集約され考えられています。
そして、アロマセラピストの手技の圧(優しい圧)の理論なども、しっかりと伝えられるように指導者としても学び続けますし、また、最新の身体の知識などの学びも常にアップできるよう、色々な機会があります。(試験合格後にこういう機会を活かす方に限られますので、資格取得者が全員同じとは限りません)
以上のようなことから、ナード・アロマテラピー協会を私が選んで、こちらでお勧めしました。
個人的には、勉強好きさんにはナード・アロマテラピー協会をお勧め!
みぃちゃん
まとめ
さまざまなアロマ協会がある中で、20年以上の歴史がある3つの「大手アロマ協会」をお勧めします。
- 基本を体系的に学べること
- 信頼性が高いこと
アロマの勉強だけでなく、医学的な知識も、アップデートする必要があるため、個人レベルで追い続けるのは難しいからです。
中でも、ナード・アロマテラピー協会をお勧めします。
- 精油の最新情報を学べるため
- 精油の質にこだわるため
- 指導者の視点で、成長し続けられるため
という理由から、です。
私自身も、最新のアロマの学びを提供するために、20年間ずっとアロマを勉強し続けています!
みぃちゃん
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