メディカルアロマの資格取得 ナードアロマテラピー協会認定校 東京八王子

【311%達成の御礼】私一人ではできなかった、想いを繋ぐアロマの活動

 
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アロマ歴23年、家族の体調不良の一助にと始めたアロマテラピー。植物とタッチングの力に魅了され、事務職から一転して都内アロマサロン勤務、イギリス系最大手協会認定スクールにてアロマ講師を経て、2005年4月AromaTimeオープン。3年後には、雑誌でAromaTimeを5ページ特集。セルフケアの指導に定評があり、フランス式アロマの代表であるナードアロマテラピー協会認定校として、2009年よりスタート。初心者からプロのアロマセラピスト育成までを、一人一人に合わせた個別指導に定評あり。
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こんにちは、AromaTime川口三枝子です^^

緩和ケア病棟でのアロマトリートメント・ボランティア活動について
今日は心からの感謝と、ご報告をさせていただきます。

先日、勇気を出して挑戦したクラウドファンディング。
結果は、最終的に目標の300%を大きく超える達成、そして36名もの方々からの温かいご支援をいただくことができました。

(刻々と増えていく数字に、何度も目を疑い、そのたびに胸がいっぱいになりました。本当にありがとうございます!)

途中の経過報告はこちらでも紹介しました

1. 背中を押してくれた「最高の仲間」と、守りたかった空気感

この大きな成果を前にして、私がまず何よりも最初に伝えたいのは、いつも共に歩んでくれるボランティアメンバーへの感謝です。

「活動を続けるための費用を、クラウドファンディングで募ってみたら?」
そう提案してくれたのは、日々現場で共に汗を流すメンバーでした。彼女たちは、毎月往復で4時間近い道のりを厭わず、患者様のもとへ駆けつけてくれます。

私が「本当に支援してくれる人なんて現れるだろうか」と不安で立ち止まりそうになった時、真っ先に「私たちがついているよ!」と応援の声を上げ、自分のことのように情報をシェアし、リアルな場でも支え続けてくれました。

5年前から続くこの活動には、言葉では言い表せない「特有の穏やかな空気感」があります。それは、患者様に寄り添い、ただ静かに手を添えるなかで育まれてきた信頼の形です。彼女たちがいてくれるからこそ、私はこの活動の意義を信じ続けられました。この311%という数字は、私一人の力ではなく、この最高のチームの絆が形になった、みんなで取り組んだ結果です。

 

2. 2年分の「癒しのオイル」に宿る、36通りの祈り

今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、今後2年分の活動費(アロマトリートメントに使用する精油とベースオイル代)として、一滴も無駄にすることなく大切に使わせていただきます。

ご支援いただいた36名の背景には、胸が熱くなるような物語がありました。

  • 5年前に共に活動し、今は離れた場所にいる元メンバーからの「あの空気感を覚えているから、声(寄付)という形で今の活動に参加させてほしい」というエール。
  • 「両親を見送った時、自分は何もできなかった。その後悔を抱えていたけれど、誰かの助けになるなら」と祈るように託してくださったご遺族の想い。
  • そして、国境を越えて届いた海外からの支援。

お一人おひとりの「想い」が、これから2年間、患者様の肌に触れる一滴一滴のオイルに宿ります。このオイルは、単なる消耗品ではありません。皆様の優しさが溶け込んだ、世界で一番温かい「癒しのオイル」なのです。

 

3. 「寂しくないよ」――アロマが繋ぐ、家族の笑顔

トリートメントの現場では、いつも「癒す方が、実は癒されている」という不思議な循環が起こっています。

私たちは「ありがとう」と言ってもらうために行っているわけではありません。それでも、トリートメントを始めて数分、患者様の呼吸が目に見えて深く、穏やかになっていく様子を目の当たりにすると、アロマと「タッチング(触れること)」が持つ根源的な力を確信せずにはいられません。

特に印象的だったのは、ある日の入り口での出来事です。ご家族と美味しいピザを外食して帰ってこられたばかりの患者様。私たちの姿を見るなり「アロマの日なのね!今日はなんてラッキーな日かしら!」と満面の笑みを浮かべてくださいました。
急遽トリートメントをさせていただくと、彼女はこれから帰宅するお嬢さんたちに、こう仰ったのです。

「今日はアロマがあるから、一人になっても寂しくないよ。笑顔で帰ってね」

その言葉を聞いたお嬢さんたちの、心から安心したような表情。
「アロマがあるから、一人の時間も寂しくない」。その一言が、見送るご家族の「後ろ髪を引かれる思い」を「安心」に変えてくれました。アロマが、患者様だけでなく、ご家族の心をも救った瞬間でした。

 

4. 「私にもできる」が、後悔を「光」に変える

私自身、親を見送った時に「もっと何かしてあげられたのではないか」という、答えのない問いに長く苦しみました。だからこそ、患者様と同じくらい、心身ともに疲弊しているご家族のケアも、私たちの活動の大きな柱です。

トリートメントの様子を、不安そうに、でも興味津々で見つめていたお嬢様がいらっしゃいました。
「これくらいの力加減でいいんですよ。特別な技術はいりません」
そうお伝えしながら、お手持ちのボディクリームで優しく撫でさするだけの方法をお伝えした時、彼女の表情がパッと明るくなりました。

「えっ、こんなに優しくていいんですか? これなら、私にも今日からできそうです」

その驚きと、確かな手応えを感じた瞳の輝き。
難しいことは何ひとつありません。いつもそばにいる方の手が触れること、その温もりこそが何よりの特効薬になります。「何もできなかった」という後悔を、「最期にこれをしてあげられた」という記憶に書き換えていく。そのお手伝いをすることこそ、私たちの使命だと感じています。

これからも、優しい手を増やしていきたい

皆様からいただいた2年分の活動資金。それは、私たちが腰を据えて、一人でも多くの患者様とご家族に寄り添うための「約束」でもあります。

ラベンダーの香りに包まれて、少しだけ深く眠れた夜。
お孫さんが右手、私が左手を包み込み、みんなで笑い合ったひととき。
そんな、人生の最期のステージにおける「穏やかな日常」を、これからも大切に守っていきます。

大切な仲間と共に、そして支援してくださった36名の皆様の想いと共に、一歩ずつ、丁寧に歩んでいきます。

本当に、ありがとうございました。

https://camp-fire.jp/projects/935905/

(プロジェクトの詳細や、皆様から寄せられた温かいコメントの全文はこちらからご覧いただけます)

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