メディカルアロマの資格取得 ナードアロマテラピー協会認定校 東京八王子

アロマファン必見!フタル酸ニュースをきっかけに、プロが教える“安全な精油”の選び方

 
アロマファン必見!フタル酸ニュースをきっかけに、アロマのプロが教える“安全な精油”の選び方を学ぶ
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アロマ歴23年、家族の体調不良の一助にと始めたアロマテラピー。植物とタッチングの力に魅了され、事務職から一転して都内アロマサロン勤務、イギリス系最大手協会認定スクールにてアロマ講師を経て、2005年4月AromaTimeオープン。3年後には、雑誌でAromaTimeを5ページ特集。セルフケアの指導に定評があり、フランス式アロマの代表であるナードアロマテラピー協会認定校として、2009年よりスタート。初心者からプロのアロマセラピスト育成までを、一人一人に合わせた個別指導に定評あり。
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2025年2月、品質管理を行っていると公表していた精油メーカーの製品から、フタル酸エステル類が検出されたという報道があり、アロマを日常に取り入れている方々の間で大きな話題となっています。特にフタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)が含まれていたことが明らかになり、多くの消費者が精油の品質や安全性について再考するきっかけとなりました。

そこで今回は、アロマスクールを運営する立場から、フタル酸混入問題をわかりやすく解説し、安全性を重視した精油選びのポイントをお伝えします。

フタル酸って何? なぜ精油に混入するの?

フタル酸とは?

フタル酸エステル類は、プラスチック製品の可塑剤(柔軟性を持たせるための添加剤)として使用される化学物質であり、一部の種類は内分泌かく乱物質(環境ホルモン)としても知られています。
精油本来には含まれないはずの成分ですが、以下のような経路で混入するリスクがあります。

混ぜ物

安価な溶剤として合成物質が意図的に加えられているケースも考えられます。フタル酸の一種(ジエチルフタレートなど)は無臭に近いため、精油をかさ増しする目的で使われることも!

悪質なケースですね!精油は雑貨と法律的に規制がありません。そのため、安すぎる精油は、要注意!なんです。また、混ぜ物が入っていないかを確認するには、成分分析に加えて、不純物混入検査(比重・屈折率・旋光度)されているかも大事です!

AromaTime川口三枝子

フタル酸の混入経路(精油の製造・流通過程での

精油の製造・流通過程のあらゆる段階でフタル酸混入のリスクが存在することが改めて浮き彫りになりました。
具体的には

1. 原料植物の汚染

・農業資材(ビニールハウスの被覆材やビニールホース)から土壌に溶出し、植物が吸収する可能性があること

2. 蒸留装置や製造過程での混入

・蒸留装置のプラスチック部品からの溶出します
・石油系溶剤(ヘキサンなど)を用いた抽出工程での影響によるもの

3. 容器や包装材からの移行

・ リサイクルプラスチック容器やプラスチック製のキャップ・パッキンから溶出

なぜフタル酸は危険?

フタル酸は内分泌かく乱物質(環境ホルモン)として知られ、ごく少量でホルモンバランスや生殖機能に影響(男女とも不妊など)を与える可能性があります。食品用容器や玩具では厳しい規制が敷かれている国も多く、乳幼児の発育への影響(多動性や学習障害)、発がん性などが懸念されています。

フタル酸の中でもDEHP(フタル酸ジ-2-エチルヘキシル)は、生殖毒性が確認されており、EUのREACH規則では0.1%以上の含有が禁止されています。

また、健康への影響として以下の点が懸念されています。

  • 内分泌系への影響(ホルモンバランスの乱れ)
  • 生殖機能への悪影響(不妊リスクの増加)
  • 乳幼児の発育障害(多動性や学習障害のリスク)
  • 発がん性の可能性

フタル酸がアロマテラピーに及ぼす影響

特に、アロマテラピーは芳香成分を吸入するため、フタル酸エステル類が混入した精油を使用すると、健康被害のリスクが高まる可能性があります。

健康に良いと思って始めたはずのアロマが、逆の結果を招くなんて残念過ぎますよね!

安全な精油を選ぶためのポイント

今回のニュースを受け、「どんな精油を選べば良いのか」という疑問を持つ方も多いでしょう。以下のポイントを参考に、安全な精油を選びましょう。

(1) 外部試験機関での成分分析を確認

・ガスクロマトグラフィー分析(GC/MS分析)をロットごとに実施している精油を選ぶ。

農薬チェック、不純物混入検査(比重・屈折率・旋光度)を外部機関が行っているかを確認する

(2) 成分分析表(GC/MS分析)の公開

ガスクロマトグラフィー・質量分析(GC/MS)は精油に含まれる成分を詳しく調べる方法です。分析結果をロットごとに確認できる体制が整ったメーカー・販売元なら、合成香料やフタル酸の混入を早期発見しやすく、消費者も安心できます。

ガスクロマトグラフィー

(3) 極端に安価すぎる精油に注意

天然精油は原料植物の栽培や抽出コストが高く、適正価格が存在します。極端に安価な精油は、合成物質で“かさ増し”されている可能性も否定できません。

価格に差が出る理由を理解し、安さだけを判断基準にしないことが大切です。

(4) 保管容器と管理方法

精油はガラス瓶で販売されることが一般的です。もしプラスチック製の容器やキャップを使う場合は、精油に耐薬性があるかどうか要チェック!

高温多湿の環境を避け、直射日光に当てないなどの保管方法も重要です。

大事なポイントとしては、以下の3つ!

・長期的保存に使うものは、ガラス瓶(褐色・遮光瓶)を使用が一番安全です。

・保存容器としてのプラスチック製容器の場合は、耐薬性があるものに限定してください。

・高温多湿を避け、直射日光を当てない。

AromaTimeとしてのポリシー:安全第一の理由

AromatTimeでは、精油を学びたい方や施術を受ける方が安心・安全なアロマテラピーを体験できるように、以下の点を徹底しています:

Kensoのプラナロム精油を採用

Kensoが取り扱うプラナロムの精油は、ガスクロマトグラフィー分析や農薬残留チェック、不純物混入検査(比重・屈折率・旋光度など)がロットごとに行われているため、フタル酸など不要な化学物質が混入するリスクが極めて低いのが特徴です。

精油

厳格な品質基準を満たす精油の採用

農薬検査やフタル酸などの不純物検査(比重・屈折率・旋光度)を行い、ロットごとに分析表を公開しているブランドを優先的に選んでいます。

正しい知識の提供

フタル酸や合成香料のリスクだけでなく、アロマテラピーの作用機序や使い方を学び、トラブルを未然に防ぎます。

こうした取り組みを通じて、過度に不安を抱かず、安心してアロマライフを楽しめるようサポートしています。

アロマ体験レッスン

まとめ:批判ではなく「安全選び」の再確認を

今回のフタル酸混入報道は、アロマの良いイメージを損ねるようなインパクトがありました。しかし、これを機に「精油に混入し得るリスクを知り、正しい基準で選ぶ大切さ」を再確認できたら、今後のアロマライフはより充実したものになるはずです。

  • 分析が不明な精油は選ばない
  • 安全性・純度を重視し、ロットごとに分析結果を公表している精油を選ぶ
  • スクールや専門家から適切な知識を得る

AromaTimeでは、引き続き安全で質の高いアロマテラピーの情報を発信していきます。
“安心なアロマ”を選んで、安心してアロマライフを一緒に楽しんで
いきましょう!

📌 特典:AromaTime受講生&今回の単発講座受講者限定レポート

下記の単発講座の受講された方に「今回ニュースになったフタル酸含有量の実例データやブランドリスト」などをまとめたレポートを特典として差し上げます!
通常はAromaTime在校生のみ配布する非公開資料ですが、特別に単発講座を受講された方にもご提供いたします(受講生には、個別にご案内予定です)

 

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アロマ歴23年、家族の体調不良の一助にと始めたアロマテラピー。植物とタッチングの力に魅了され、事務職から一転して都内アロマサロン勤務、イギリス系最大手協会認定スクールにてアロマ講師を経て、2005年4月AromaTimeオープン。3年後には、雑誌でAromaTimeを5ページ特集。セルフケアの指導に定評があり、フランス式アロマの代表であるナードアロマテラピー協会認定校として、2009年よりスタート。初心者からプロのアロマセラピスト育成までを、一人一人に合わせた個別指導に定評あり。
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