ラベンダーは「安眠」だけじゃない!標高が生んだ3種の違いと選び方
こんにちは、AromaTime川口三枝子です^^
「ラベンダーが眠りに良いと聞いて買ったのに、
全然眠れなかった」
── こんな経験はありませんか?
実はこれ、アロマ初心者さんからいただく相談で
一番多いテーマなんです!
そして「やっぱりアロマは気休めなのかな」と
思ってしまう方が、本当に多い
でも、安心してください
効かなかったのは、あなたのせいではありません
もしかしたら「眠れないタイプのラベンダー」を
使っていただけかもしれないんです
同じ「ラベンダー」なのに、真逆の効果?
ラベンダーと聞くと一種類を思い浮かべますよね。
でも実は、アロマで使うラベンダーには3つの主役がいます。
そしてその性格は、驚くほど違うんです!
その違いを生んでいるのは「標高」──
つまり、植物が育つ場所の過酷さなんですよね。
私はいつも生徒さんに
「ラベンダーの性格は、育った場所で決まるんですよ」
と伝えています。
標高1200mの「高嶺の花」── アングスティフォリア
標高1200m以上
紫外線が強烈で、昼夜の気温差が20℃以上もある
過酷な高地に、ひっそりと咲くラベンダーがあります
ラベンダー・アングスティフォリア(真正ラベンダー)です
この厳しい環境で植物が身を守るために作り出したのが
「酢酸リナリル」と「リナロール」── 鎮静成分です
生存のための防御が、
そのまま私たちの「安眠」に役立ってくれている
「安眠のラベンダー」とは、この種のことを指しています
植物の生き様が、そのまま私たちの癒やしになっている。
こういう話を知ると、
一滴が愛おしくなりませんか?^^
標高800mの「野生児」── スピカ
一方、標高800m以下の里に近い場所
虫も多く、湿度も高い
ここで育つラベンダー・スピカ(スパイクラベンダー)は、
虫除け・抗菌のために
「カンファー(樟脳)」を大量に作ります。
嗅ぐとシャキッと目が覚める覚醒系の香り
もし枕元にこの「スピカ」を置いていたら…
眠れないのは当然なんです(苦笑)
ハチが運んだ「奇跡の恋」── ラヴァンジン
ここからが、私が一番伝えたいドラマです。
高地のアングスティフォリアと、低地のスピカ
標高差400mに隔てられた2種は、
本来なら出会うことがありません。
ところがある日、
ハチが花粉を運び、偶然この2種を引き合わせた
そうして自然交配で生まれたのが「ラヴァンジン」
──両親の良いとこ取りをした大型のラベンダーです。
甘すぎず、シャープすぎない
アングスティフォリアの優しさとスピカの力強さが
絶妙に混ざった「大人のバランス」を持つ香り。
28年アロマをやっていても、
この話にはいまだにときめきます^^
3種の選び方── 迷ったらここを見る
目的別に整理すると、こうなります。
眠れない夜に:アングスティフォリア(ラベルに「True」「Fine」と書かれていることも)
仕事で集中したい午後に:スピカ(Spike Lavender)
日常のリフレッシュに:ラヴァンジン(Lavandin)
精油のボトルには必ず「学名」や『名前』が書いてあります。
それを見るだけで、「安眠か覚醒か」の目安が判断できるようになる。
丸暗記ではなく、
植物の「育った環境」を物語として理解しているから迷わない
八王子でもラヴァンジンは育つ
AromaTimeがある八王子でも、
ラヴァンジンは元気に花を咲かせてくれます。
真正ラベンダーよりも暑さに強く、
関東の夏でもたくさん花をつけるんです。
生徒さんと一緒に蒸留体験をすると、
大量の花からたった数滴しか精油が取れない瞬間に
みんな息を飲みます。
「この一滴のためにこんなに花が必要なんですね」って。
その一滴の重みを知ると、
ラベルを見て種類を選ぶことが
「面倒」ではなく「愛おしい」行為に変わりますよ
「種類の違い」を知ったあなたの毎日
ラベンダーの3種を知っているだけで、
こんな変化が起きます。
アロマショップで、
ラベルをサッと確認して「今の私にはこれ」と迷わず選べる。
友人に「ラベンダーって効かなかったんだよね」と言われたとき、
「もしかして種類が違ったのかも」と教えてあげられる。
精油を「なんとなく」ではなく
「根拠を持って」選べる自分になる──
それだけで、アロマとの付き合い方がガラッと変わりますよ^^
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