ローズ(バラ)の起源と歴史
植物としてのローズ
ローズは、バラ科バラ属です。北半球の温帯地域に自生しています。
現在の品種は4万種以上あり、現在も毎年新種が登場して増え続けています。
原産地はヒマラヤと推測されています。遡って元になった原種をみると、世界中で愛されるバラの元は、たった8種になります。その中に、なんと日本のバラが2種あるのですよ!(驚)そして、アジアが半分の4種を占めています。
日本の原種①ノイバラは、一重の白バラで、房咲き性のルーツです。北海道で有名なハマナスはここから。

そして、⑤ガリカ種と⑥フェニキア種から来ている⑦ダマスク種は、芳香性が高く、香水の原料になりますし、精油やローズウォーターにもなりますね^^

人々に愛され続けたローズの歴史
バラの起源
バラの起源はかなり古く、最古のお花の一つです。
古代から人々に愛されてきました。一番古い記録はなんと、4,000年前になります!

ボッチチェリ「ヴィーナス誕生」
ギリシャ神話では、このヴィーナスから生まれたのがバラなので、ヴィーナスの花とされています。
古代ギリシャ時代
AROMA(芳香)を特に好まれた。香りが病気を治す力とされていました。
西洋医学の父であるヒポクラテス(紀元前460年頃誕生)は、このローズを特に婦人科系の処方に使っていました。
古代エジプト時代:アレキサンダー大王
アレキサンダー大王:エジプトのプトレマイオス朝の最初の王様でもあります。
香りの研究に熱心で、彼の時代のコインには、バラが描かれいます。

古代エジプト:クレオパトラ
クレオパトラは、アレキサンダー大王が始めたプトレマイオス朝の最後の女王です
ギリシャ文化の後継者でもあり、香りをとても愛していたのは有名ですね^^
寝室にバラを50cm敷き詰めたとか・・・!!!

古代ローマ時代
熱狂的にバラを愛したのが、ローマ人です。皇帝ネロのバラ好きは特に有名です。宴会でもバラが天井から舞い落ちたり、バラの花びらに埋もれて窒息してしまう人もいたほど、、、。ローマ帝国を滅ぼしたのは、皇帝ネロの浪費と知られていますが、確実にバラもその一つでしょう^^;;

アラビア
イブン・シーナ(=アヴィケンナ)
蒸留方法の確立により、ローズウォーター(芳香蒸留水)が開発されました。

アラジンと魔法のランプ(アラビアンナイト)にもローズウォーターが登場しています^^
このランプからジーニーが現れてきたのを見て、アラジンの母が気絶してしまいます。母の気付け薬としてローズウォーターが使われるのです♪
中世ヨーロッパ
修道院医学として発達した時代です。
修道女のヒルデガルドは、”バラは内用、外用問わず全ての薬剤に配合するが良い”と述べています。

シンボルとしてのバラ
中世以降のキリスト教 (赤バラ=殉職・白バラ=純潔)

バラの下で=「秘密に」という意味を持っていました
青いバラ=「不可能」という意味を持っていました
こちらは、サントリーが青バラを開発したことから成立しなくなってしまいましたね^^;;

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<この記事を書いた人> 川口三枝子(AromaTime主宰)
NARD JAPAN認定アロマ・トレーナー/アロマセラピストトレーナー。アロマ歴28年。著書『すぐ使えるアロマの化学』はロングセラーとなり、台湾語版も発売。AromaTimeスクールチームとして、緩和ケア病棟でのアロマケアボランティアも継続しています。
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