手作りアロマ化粧水ハーブウォーターの5つの使い方!専門家がお勧めします
こちらは、ハーブウォーターについて知りたい方向けの記事です。
植物の「生きる力」を精油の化学成分を通して、効果的にかつ安全で使える精油の使い方をブログでお伝えしています。ナードアロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー、アロマセラピスト・トレーナーのAromaTime川口三枝子です。
湿気も多い梅雨や熱い夏の時期には、冷蔵庫に冷やしたハーブウォーターを常備して、バシャバシャ浴びるように使っています(≧▽≦)
AromaTime川口三枝子
夏は溶けてしまいそうで苦手です><;植物油のベタベタした感じが重すぎて、辛くなります。。。。
湿気も多い梅雨や熱い夏の時期は、ハーブウォーターが大活躍です!
・精油は使ったことあるけれど、ハーブウォーターを使ったことがない
・簡単に、手軽に使えるアロマテラピーを知りたい
・夏向けのお勧めなアロマを知りたい
・手作り化粧水を手軽に取り入れたい
・保存料などが含まれていない自然派の化粧水に興味がある
という方に、ハーブウォーターの使い方を5つご紹介しますね!
ハーブウォーターって?どの様に作るの?お勧めのハーブウォーターは?
精油は、主に植物(ハーブ)から水蒸気蒸留法という方法で作ります。植物を蒸留するときに、精油と蒸留水が採れます。このとき採れた蒸留水は、ごくわずかに精油成分が含まれています。この蒸留水がハーブウォーターです。
ハーブウォーターは市販品でも売っています。
私が使っている市販品は、KENSO社のハーブウォーターです(防腐剤など添加物のない国産の蒸留水)
でも、実は、自家製のハーブウォーターが一番のお気に入り!
お庭で育てているハーブを活用でき、また、ハーブウォーターを作っている時間もワクワクして楽しいですよ。
お庭やベランダでハーブを育てている方は、蒸留器を使えば簡単にできるので、自作を強くお勧めしてます^^
AromaTimeにある蒸留器は家庭用としては大型なのですが、育てたハーブから精油が採れるので、楽しいです♪
AromaTime川口三枝子
家庭用の蒸留器は、ここ数年でさまざまな蒸留器が発売されてます。
個人的には、家庭用の手作り蒸留器は、ハリオのハーブウォーターメーカーがイチオシです! ハリオといえば、ガラス製品として有名ですね^^
理由は、家庭で手軽に楽しむなら、
・ガラス製なので、すべての工程が目で見える
・ティーろうそくで作れるので、IHヒーターなど一々出さなくて良い。
・ガラス製なので、出しっぱなしでインテリアとしても可愛い
→下の記事のリンクでご紹介している蒸留器の中で一番小さいサイズです。上の大型蒸留器に大きさのイメージ用の比較として、どちらにも精油を横に置いてあります。
ハーブウォーターのお勧めな使い方を5つご紹介します!
ハーブウォーターは、(ごく少量ですが)精油成分を含む蒸留水です。
1)化粧水として
化粧水として、安全に使えます。さらに、精油成分もわずかに含むので、精油の効果も期待できますね!
弱酸性なので、お肌を清潔にし、肌なじみも良いので、安全で誰にでも使いやすいです。
2)精油が使えない子供に大活躍!ボディローションとして
もちろんボディの保湿用にも、安全に使えます。精油成分もわずかに含むので、精油の効果も期待できます!
弱酸性なので、お肌を清潔にし、肌なじみも良いので、安全で誰にでも使いやすいです。
全身(お顔、ヘアケア含め)に使えます。
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3)ウェットティッシュとして、大活躍中!
梅雨の現在、通学コースのレッスンで活躍してます。
お皿にコットンを載せておき、お好みのハーブウォーターをご選んでご自分でウェットティッシュにして手拭きにしていただいています。冷蔵庫から出したてのひんやりハーブウォーターが好評です♪
汗拭きシート風にも使っています。
また、赤ちゃんのお尻ふきに使う方もいらっしゃいます。赤ちゃんのデリケートな肌にぴったりです^^
4)クレイパックに使用する基材として
クレイ(=泥)パックに使用するのも、お勧めです。クレイはアルカリ性が高いので、弱酸性のハーブウォーターを使うことで、皮膚にやさしくなりますし、ハーブウォーターがほんのり香るのが良いですね!また、ハーブウォーターは水性です。油性の精油とは違うので、クレイの吸着効果も邪魔しません。
5)ルームスプレーや加湿器に!手軽に使える
ハーブウォーターは、スプレー容器を利用すれば、手軽にすぐにルームスプレーになりますね!
基本的に、精油はそのまますぐには使えません(アルコールなどで、希釈する必要あり)
車のルームスプレーとしても活躍します。
旅行先でレンタカーの車内の臭いが気になったときには、化粧水として持っていたハーブウォーターが活躍しました。また、精油を使ったルームスプレーは、車内で使うとフロントガラスが少しオイリーになりきになるという生徒さんから伺いました
川口自身は免許を持っていないので、車の事情には不案内なので、伝聞デス、、、^^;;
AromaTime川口三枝子
また、加湿器にも直接お水として加えることも可能です。
しかし、精油を直接に入れることはできませんので、手軽に使える点が良いですよね!
番外編(+α)犬のボディのお手入れに
愛犬の散歩後のお肌のお手入れや、皮膚のトラブルがある時に、安全に使えます。
注意:猫は精油が苦手なので、犬に限ります。
ハーブウォーターの別名と混同しやすいもの
ハーブウォーター以外に、芳香蒸留水、フローラルウォーター、ハイドロゾルなどとも呼ばれます。
主に、化粧水として販売されています。
植物を蒸留してとれる蒸留水なので、精油や香料を添加したものではありません。
化粧水で販売されているものは、全成分表示が義務付けられています。この成分表示を見て、●●エッセンスなどが入っているものはハーブウォーターではありません。防腐剤が入っていないものを選びたいですね!
また、飲料水にハーブを漬け込んだものをデトックスウォーターやハーブウォーターという名前でも呼ばれています。近年はやっていますね。この記事で取り上げているハーブウォーターは、飲用ではありません。ご注意ください。
ハーブウォーターの注意点
保存期間が短く、冷蔵庫保存が基本です
市販品は期限が表示されています。期限内のもので、開封後3か月以内にご利用ください。
また、その際に冷蔵庫で保存してください。持ち歩く場合は、小分けがお勧めです。
禁忌がほとんどありません
精油に比べると、ごく低濃度のため、禁忌はほぼ、ありません。
しかし、アレルギーは別です。アレルギーをお持ちの方は、低濃度でもアレルギーが出る場合があります、ご注意ください。
例えば、キク科アレルギーをお持ちの方は、カモマイルジャーマンウォーターやカモマイルローマンウォーターなどのキク科のお花を蒸留したハーブウォーターを使わないようにしてください。
ハーブウォーターの魅力が伝わったら、嬉しいデス!
精油と違って、少量のハーブでもハーブウォーターは採れるので、自作も良いですよ。地産地消というように、自分の身の回りの物を、少しずつ身近のところから導入するのに、手軽です!
次回は、各ハーブウォーターの特徴と活用法をご紹介する予定です^^
AromaTime川口三枝子
AromaTimeでは、季節ごとに、お庭の植物を刈り取りから精油になるまでの蒸留会を行っています^^
大型の蒸留器は、精油ができる様子は何回見ても飽きません(´艸`*)
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