花粉症の野球少年の朝ごはんで、気をつけること&アロマケア
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アロマ歴20年、家族の体調不良の一助にと始めたアロマテラピー。植物とタッチングの力に魅了され、事務職から一転して都内アロマサロン勤務、イギリス系最大手協会認定スクールにてアロマ講師を経て、2005年4月AromaTimeオープン。3年後には、雑誌でAromaTimeを5ページ特集。セルフケアの指導に定評があり、フランス式アロマの代表であるナードアロマテラピー協会認定校として、2009年よりスタート。開校10年目の2019年に、セラピスト卒業生の活躍の場として、学生サロンをオープン。初心者からプロのアロマセラピスト育成までを、一人一人に合わせた個別指導に定評あり。
スギ花粉やヒノキ花粉症はもうピークは過ぎましたが、引き続き、花粉症でお悩みの生徒さんからのご相談がありました。
『アレルギーで目のかゆみがヒドイので、自宅でできることはありませんか?
子供なので、薬を多用するのも不安です。。。。』
『残念ながら、目のかゆみなどの粘膜には、精油は使えません!
そのため、ハーブウォーターを利用をお勧めしています』(詳しくはこちら)
相談された生お徒さん以外にも、必要な方がいるかもと思い、記事にしました。
自分の備忘録もかね、他の花粉症のもまとめました。
花粉症について
主に原因となる花粉は、スギが有名ですが、ヒノキ、イネ科、キク科なども。
直接の原因は、これらの花粉でアレルギーになりますが、アレルギーを起こしやすい体質が基礎にあります。
また、お子さまの場合、アレルギーマーチが進まないようにしたいですよね!
アレルギーの原因物質を避ける以外にも、日常生活で取り入れたいことをまとめました。
アレルギーマーチとは、成長とともに、アレルギー症状が変わったり、積み重なったりしていく傾向のことです。例)アトピー性皮膚炎 → 気管支喘息(アレルギー性)
避けたい食品とその理由
気を付けたいのが食事です。
実は、花粉症でも、気を付けなければいけない食事があるのです!
必ずしも花粉症の方、全員が当てはまるわけではありません。
しかし、下記のリストの野菜や果物による口腔アレルギー(口やのどに、痒み)になることがあります。
さらに、食事後に運動すると、アレルギーの発生リスクが高くなります
以上の理由から、野球少年をもつお母さんへ(←私の生徒さんに、わりと多いのです)
特に花粉症のシーズン中に、週末の野球練習の朝ごはんに避けたいものです!
例えば、5月に流行っている、かもがや花粉症の症状があるときのお子さまの、野球練習のある週末の朝食には、”トマト、ジャガイモ、スイカ、メロン”を避けた方が良いということです。
(ジャガイモ以外は、生でなければOKです。生のトマトはダメだけれど、トマトソースやケチャップは問題ありません)
●花粉が多い時期:原因となる花粉
○避けたい食べ物 |
●春に多い花粉症:スギ・ヒノキ(ヒノキ科)
○トマト(ナス科)
●春に多い花粉症:ハンノキ(ブナ科) 、シラカバ・ハンノキ(カバノキ科)
○リンゴ、モモ(バラ科) |
●夏に多い花粉症:かもがや(イネ科)
○スイカ、メロン(ウリ科)、トマト、ジャガイモ(ナス科) |
●秋に多い花粉症:ブタクサ(キク科)
○スイカ、メロン(ウリ科)、バナナ |
イネ科の花粉症なのに、ウリ科にアレルギー反応が起こるのかというと、イネ科の花粉(アレルゲン)が、ウリ科の果物に近いモノが含まれるというもの。
例えると、
”明石家さんま”アレルギーの方は、”明石家さんまの物まねをする芸人”にも、アレルギーを起こすような感じ。
花粉症の方に、取り入れたいセルフケア
食事は、和食がお勧め
最初に取り入れたいケアは、腸内環境を良くすること!
NHKスペシャルのシリーズ人体でも、”免疫と腸との関係”について、取り上げられていました。
腸内環境を良くすることで、免疫の暴走を止めやすくなります。
上記の番組で取り上げた実験例は、お寺での精進料理。
”野菜や食物繊維が多い和食”は、免疫の暴走を止めやすくしますし、家庭で取り入れやすいですね。
アレルギーが重症化しやすいリスク
アレルギーが重症化しやすいのは、
アレルギーが重症化しやすい性格がストレスを感じやすいヒトです。
睡眠は、単なる休憩だけではなく、皮膚や粘膜を修復する成長ホルモンを分泌させる時間でもあります。
アロマを使ったケア
消化器系に良いアロマを使うのも、一案ですね!
柑橘系精油は、消火器系にお勧めなd-リモネンが多く含まれています^^
また、ストレスケアや眠りには、
ベルガモット、マンダリン、オレンジなどが、おススメです。
爽やかな柑橘系の香りは、お風呂にもピッタリ!
バスオイルなどの乳化剤5ml*に、精油5滴を混ぜた”入浴剤”として使うのも良いですね!
(*お湯と精油は混ざらないため、二つを混ぜるために乳化剤が必要です。アルコールも乳化剤になりますので、アルコールでも可)