必見!秋のアロマケア精油5選★夏のダメージを冬に持ち越さないために
あっという間に、秋めいてきました。さらに秋向けのケアを取り入れて参りましょう。
空気が乾燥して呼吸器系のケアや、メランコリーになる秋のメンタルケアに、アロマが役立ちますよ^^
秋にお勧めアロマケア(感染症対策、メンタルケア&消化器系ケア、保湿スキンケア)
1)空気が乾燥する秋には、風邪やアレルギー対策のアロマケアが欠かせない!
ユーカリ・ラディアタ精油
ユーカリ・グロブルス精油
呼吸器系の乾燥の気になる季節、感染症ケアに、まず最初にお勧めしたいのが、このユーカリ精油
ユーカリ精油といっても、色々あります。今回の場合は、ユーカリラディアタ精油(学名:Eaucaryptus radiata)、ユーカリ・グロブルス精油(学名:Eaucaryptus globlus)がお勧めです。というのも、これらのユーカリ精油の主な成分である1,8シネオールが、呼吸器系のケアに最適だからです。
注意:どちらのユーカリでも対応可能ですが、ユーカリ・グロブルス精油は子供向けではありません。
ブラックスプルース精油
心身ともにお疲れモードの時に、咳が気になるときにお勧めです。また、アレルギー性喘息や花粉症が気になる方、痒み肌が気になる方にもお勧めです。
2)メランコリーな秋には、アロマのメンタルケアが必須!
メランコリックな秋の季節、日光と関わりの深いセロトニン。日が短くなる秋は、”冬季性の鬱”があるように、太陽の光が少なくなりセロトニン不足に陥りがちな傾向にあるです。セロトニンは安らぎや幸せに関連しているため、セロトニン不足が鬱病の原因となりますね。このように考えると自然環境の要因で、セロトニン不足になりやすく、メランコリー(憂鬱)な季節ともいわれるのが納得ですね!
マンダリン精油
セロトニン様作用があるため、メランコリックな季節にお勧めな香りです。ストレスケア、良質な睡眠にも使えます。
また、消化器系を活発にするd-リモネンを豊富に含んでいますので、食欲の秋にも良いですね。
フランキンセンス精油
抗鬱作用があるため、メランコリックな季節にお勧めな香りです。
フランキンセンスは、樹脂から採れる精油です。樹脂は、木の幹の傷をカバーするために分泌されるもの。
3)メンタルケアに深いかかわりのある消化器系もアロマで!
ジンジャー精油
ショウガの根茎から採れる精油です。生姜は温める作用が有名ですね!
ピリリと爽やかな香りで、消化器系に働き、温める作用があります。
また、消化器系がメンタルに影響を及ぼす仕組みとお勧め精油の記事を、期間限定の特典です、こちらで無料配布してます。
13周年記念特典なので、ご希望の方はお早めにどうぞ!
秋のアロマスキンケアには、乾燥対策に加え、保湿アップも!
乾燥対策には、精油ではなく植物油(オイル)が必要です。
保湿対策にお勧めな植物油は、ホホバオイルです。
美肌対策にお勧めな植物油は、アルガンオイルです。
スキンケアにお勧めなアロマは、フランキンセンス精油(上記2参照)やブラックスプルース精油(上記1参照)です。また、痒み肌には、ブラックスプルース精油(上記1参照)です。
秋のアロマケアに、なぜ必要か?その理由とは?
なぜこのケアが必要か?というコトには、先ず、秋の季節とはどういう季節か考えてみましょう。
秋の季節は、夏から冬への移行期間です。同じ移行期間である春と違うのは、次に来る”冬”に向けての準備期間であるということ。
自然界では、暑くて開放的でにぎやかな夏に咲いたお花が実を結び始めるときです。植物も寒い冬を過ごすために、緑の葉を落とし、シンプルな姿になっていきますね。
自然の季節の巡りは、植物にも私たちにも影響を及ぼします。 葉が落ちてシンプルな姿になるように、余分なものを手放していく季節になりました。余分なものを手版すのは、大事なモノを守るためなのです。
そして、花から実が作られ始める季節でもあり、結実する実はエネルギーの固まりです。結実し始めた実は、柔らかくて次第に固くなっていきます。
水分が抜けて乾燥することで実が固くなるように、秋は乾燥することで中身が凝縮して固まっていきます。コチラも余分な水分を手放していき、シンプルな形になっていきます。そして、そのエネルギーは内側に入っていくのです。そうして、心の内側を見つめていく季節に入っていくのです。
葉は光合成をする器官であり、酸素や二酸化炭素の出入りしてます。乾燥した空気が鼻から入る呼吸器系は、外界と身体の内側の出入り口を守っています。免疫系へ働きます。
余分なものを排出する器官といえば、消化管もその一つです。
最近、”腸脳相関”という耳のする機会が増え、腸は”第二の脳”とも呼ばれます。進化の歴史では、腸は脳より先輩です。安らぎの脳内伝達物質であるセロトニンは腸に90%以上あり、自律神経やメンタル面にも深い関係があることが知られてきました。
秋はメランコリーな季節といわれるように、秋はメンタル面とも関わりが深いのです。
まとめ:秋のアロマケア別アロマオイル(精油)のリストとお勧めレシピ
ケア別のアロマオイル(精油)リスト
風邪、花粉症対策:ユーカリ・ラディアタ精油(←ユーカリ・グロブルス精油でも)
マスク用スプレー:5滴から10滴などの精油に、20mlアルコール(乳化剤として)を混ぜてから、10ml水で希釈して、スプレー容器に入れて利用する。マスクの外側(口がつかない方)にスプレーして利用する。(アルコールの苦手な方は、代わりに入浴剤でも可能です)
洗面器で、手浴に良いですね!
お風呂の入浴剤に:5滴から10滴などの精油に、入浴剤(アルコールや市販の液体入浴剤等の乳化剤として)を混ぜてから、お風呂に
手浴用の入浴剤に:1、2滴などの精油に、入浴剤(アルコールや市販の液体入浴剤等の乳化剤として)を混ぜてから、お風呂に
お部屋に香らせる芳香用に:上記の精油をディフューザーなど芳香器の利用でも良いし、ティッシュにつけるだけのお手軽アロマでも。精油が使える加湿器付きのデフューザーなら、乾燥対策にもなりますね。
消化器ケア:ジンジャー精油、マンダリン精油
お腹マッサージオイルに:ジンジャーorマンダリン4滴の精油に、10mlの植物油を混ぜてから、お腹をマッサージする。
メンタルケア:マンダリン精油、フランキンセンス精油
メンタルケア&お顔のスキンケアに:マンダリンorフランキンセンス2滴の精油に、10mlの植物油を混ぜる。クリーム代わりに。
お疲れ用&ハンドクリーム用オイル:マンダリン、ブラックスプルース合計4滴の精油に、10mlの植物油を混ぜてから、お腹をマッサージする。
スキンケア:フランキンセンス精油、ブラックスプルース精油
保湿ケア:ホホバオイル、アルガンオイル
美肌の顔用スキンケアに:フランキンセンス2滴の精油に、10mlのアルガン油を混ぜ植物油を混ぜる。クリーム代わりに。
痒み肌ケア&お顔のスキンケアに:ブラックスプルース2滴の精油に、10mlのアルガン油を混ぜてから、お腹をマッサージする。
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