金木犀の白ワインシロップ煮の作り方|庭の花で楽しむ秋の香り

庭の金木犀の香りを、ハーブティーの時間にも楽しみたくて、白ワインのシロップに移してみました。まずは作り方からご紹介します。後半では、庭の花や蒸留のこともお話ししますね。
金木犀の白ワインシロップ煮の作り方
材料(試作の目安)
- 白ワイン:100mL
- 砂糖:100g
- 金木犀の花:適量
この分量は、私が作ったときの厳密な実測値ではなく、家庭で試すための目安です。花の量は香りや手に入る量に合わせて調整してください。
※図解の「一晩置く」場面は瓶で描かれていますが、実際の手順は下記のとおり、火からおろした鍋のまま花を入れ、ふたをして冷蔵します。写真の花入りシロップは香りを移している途中のイメージです。

作り方
- 鍋に白ワインと砂糖を入れ、温めながら砂糖を溶かします。
- 火からおろし、鍋のまま金木犀の花を入れます。
- ふたをして香りを移します。粗熱が取れたら冷蔵庫に移し、一晩置きます。室温で一晩放置しないでください。
- 清潔なこし器などで花をこし、シロップだけを清潔な容器に移して使います。
花は最後に取り除きます。完成したシロップに花を残しておく作り方ではありません。
食用の花と保存について
食用に適し、農薬の使用履歴を確認できる花を使ってください。道路沿いなど汚れが気になる場所の花は避け、虫やごみを取り除き、手や器具、保存容器を清潔にします。できたシロップは冷蔵し、早めに食べ切ってください。家庭での衛生状態によって変わるため、保存できる日数はここでは決めていません。
白ワインを使うため、温めてもアルコールが残る可能性があります。お子さん、妊娠中の方、アルコールを避ける必要がある方には出さないでください。
蒸留した香りから、食卓の香りへ
わが家の庭には、大きな金木犀が2本あります。庭の花を自宅で蒸留し、よい香りのハーブウォーターも採れました。顔に使うことも考えましたが、せっかくの季節の花。私は、食の楽しみにもつなげてみたくなったんです。
思い浮かんだのは、金木犀の香りをお酒で楽しむ桂花陳酒。そこからヒントを得て、白ワインに砂糖を溶かし、火を止めてから花の香りを移す方法を試しました。蒸留で採ったハーブウォーターをこのシロップに加えるレシピではありません。
ハーブウォーターそのものの特徴や使い方は、こちらの過去記事でも紹介しています。家庭での蒸留に興味がある方には、蒸留器の記事もどうぞ。
ハーブティーと楽しむ、秋のひとさじ
私は、こしたシロップをハーブティーと一緒に楽しむのが好きです。いつものお茶の時間に、庭の花の季節を少しだけ持ち込むような気分になります。温かい飲み物に加えてもアルコールがなくなるとは限らないので、その点には気をつけてくださいね。
まとめ|金木犀の香りをシロップに移す
金木犀の花は、火を止めた白ワインと砂糖のシロップに入れ、冷蔵で一晩香りを移してからこします。できあがりに使うのは、花を取り除いたシロップだけ。食用に適した花と清潔な器具を選び、冷蔵して早めに楽しんでください。
よくある質問
金木犀の花はシロップに残しますか?
いいえ。一晩香りを移したら花をこし、シロップのみを使います。
白ワインのアルコールは残りますか?
残る可能性があります。砂糖を溶かす程度に温める作り方なので、アルコールを避ける必要がある方には出さないでください。
ラベンダー3種の違い、診断で楽しく見てみませんか?
いつもの精油が、もっと面白くなる小さな診断です。
「ラベンダー=安眠」と思っていた方ほど、3種の違いを知ると精油選びが楽しくなります。3つの質問とラベンダーの小さなお話から、今のあなたに合う学びの入口をご案内します。
診断結果では、ラベンダー3種の姿・育つ場所・成分を見比べられる無料PDFもご案内します。

<この記事を書いた人> 川口三枝子(AromaTime主宰)
NARD JAPAN認定アロマ・トレーナー/アロマセラピストトレーナー。アロマ歴28年。著書『すぐ使えるアロマの化学』はロングセラーとなり、台湾語版も発売。AromaTimeスクールチームとして、緩和ケア病棟でのアロマケアボランティアも継続しています。
メール登録後は、植物と精油の学びのメール・メルマガ・講座のご案内をお送りします。配信はいつでも解除できます。

