メントールで冷たく感じるのはなぜ? ペパーミントとTRPM8受容体から学ぶ痛みのしくみ

こんにちは^^ AromaTime川口三枝子です。
私は、いわゆる「寒暖差アレルギー」があって、季節の変わり目にはじんましんが出やすいんです。
そんなとき、私がよく手に取るのがペパーミント。
痛みやかゆみが気になるとき、あのスーッとする感覚の早さは、ほかの精油とはちょっと違うなと感じています。
でも、実はあの冷たさ、皮膚が冷えたから感じているわけではないんです。
しかも、この仕組みに関係する研究が、2021年のノーベル生理学・医学賞にもつながっているんですよ!
身近なペパーミントに、そんな科学の話が隠れているなんて面白いですよね^^
冷えていないのに「冷たい!」と感じる不思議
ペパーミントに含まれるメントール。
この成分が刺激するのが、TRPM8という冷たさを感じるセンサーです。
実際に皮膚の温度が下がっていなくても、このセンサーが刺激されると、脳は「冷たい!」と感じます。
そして、この冷たさの感覚が、痛みの感じ方にも関係しているんです。
つまり、冷たいと感じることと、実際に冷えていることは別。
こうした温度感覚の研究は、2021年のノーベル生理学・医学賞にもつながりました。

いつものペパーミントが違って見えてくる
今回のナードレベルアップ6期「痛みケア」の授業では、痛みを感じるまでの3つのステップを学びました。
その中で取り上げた精油のひとつが、ペパーミントです。
なぜ、あんなに早くスーッと感じるのでしょう?
その理由を、TRPM8という受容体と結びつけて紹介しました。
ペパーミントは以前からよく知っている精油ですよね。
でも、成分と体の仕組みを結びつけてみると、知っているつもりだった精油にも、まだまだ知らない面が見えてきます。
私自身、こういう発見が本当に面白いと思っています♪
受講生さんからも、こんな感想をいただきました
今回の痛みケアのレッスンでは、ペパーミント以外にもさまざまな精油を取り上げました。
授業の最後には、こんな感想をいただきました。
受講生さんの声①
「痛みっていろんな種類があって、いろんなアプローチの仕方があることが整理できました。自分の中でも知識の幅が広がった感じがして、とても楽しかったです」
受講生さんの声②
「痛みを感じるまでに3つのステップがあることを、これまでよくつかめていませんでした。それぞれ、どこに働くのかを教えていただいて、すごく参考になりました。何回か復習して、自分のものにしたいです」

※授業の書き起こしをもとに、読みやすく整えています。
知っている精油を、もっと深く学ぶ楽しさ
「ペパーミントはスーッとする」
それは、アロマを学んだ方なら誰でも知っていることかもしれません。
でも、その理由を成分や体の仕組みから理解すると、また違う面白さが見えてきます。
私は、こういう「なるほど!」という発見を、授業でたくさん届けたいと思っています。
精油の名前や作用を覚えるだけではなく、「なぜそうなるのか」がわかる楽しさ。
資格を取ったあとだからこそ、今度は試験のためではなく、「これ、面白い!」「もっと知りたい!」と思ったことを、じっくり深められる。
そんな自由な学びができるのも、レベルアップ講座の楽しさなんですよね^^
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<この記事を書いた人> 川口三枝子(AromaTime主宰)
NARD JAPAN認定アロマ・トレーナー/アロマセラピストトレーナー。アロマ歴28年。著書『すぐ使えるアロマの化学』はロングセラーとなり、台湾語版も発売。AromaTimeスクールチームとして、緩和ケア病棟でのアロマケアボランティアも継続しています。
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