肌に塗る前に、身体のしくみを知る理由|ナードアドバイザー講座Lesson3

精油を肌に使うとき、「どの精油を選ぶか」「何滴入れるか」に意識が向きやすいですよね。

もちろん、それも大切です。

でも、AromaTimeのナードアドバイザー講座では、その前にもうひとつ大切にしていることがあります。

精油を使う前に、まず「身体のしくみ」と「肌の状態」を見ること。

TINO

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肌に塗るなら、やっぱり「お肌によさそうな精油」を選べばいいの?

AromaTime川口三枝子

AromaTime川口三枝子

そこから始めたくなりますよね。でも、肌はただの表面ではなく、からだの一部なんです。だから、まず肌そのものを見ることが大切なんですよ^^

「塗る場所」ではなく、からだの入口として見る

スキンケアという言葉を聞くと、化粧品や美容オイルを思い浮かべる方も多いと思います。

けれど、アロマを肌に使うときに見ているのは、きれいに整えるための表面だけではありません。

皮膚には、外からの刺激を受け止める働きがあります。乾燥している日、疲れている日、季節の変わり目、いつもより敏感に感じる日。肌の状態は、毎日同じではありません。

だから、精油を選ぶ前に「今の肌はどうかな」と立ち止まることが大切になります。

肌に塗る前に、身体のしくみを知る。それは、むずかしい解剖生理学を暗記するためではなく、精油を使う相手を丁寧に見るための土台です。

浸透と吸収を分けて考える

講座のスキンケアの回では、皮膚の基礎や、精油がからだに与える影響について学びます。

ここで大切なのは、言葉を覚えることそのものではありません。

たとえば「肌になじむ」と感じることと、「身体の中でどのように受け止められるのか」を、ひとつずつ分けて考えられるようになること。

この見方があると、精油や植物油を使うときに、なんとなくの感覚だけでなく、なぜその使い方にするのかを考えやすくなります。

「よさそうだから塗る」から、「今の肌とからだに合う形を考える」へ。

この変化は、アロマを日常のケアに使ううえで、とても大きいと思っています。

安全性は、怖がるためではなく判断するために

精油を肌に使うときには、注意が必要な成分や、日光との関係を考える場面もあります。

ここを聞くと、「アロマって怖いのかな」と感じる方もいるかもしれません。

でも、AromaTimeで大切にしたいのは、怖がらせることではありません。

安全性を知るのは、使わないためではなく、安心して選ぶため。

どんな場面で気をつけるのか。どんな使い方なら無理がないのか。肌に使うなら、濃度や基材、時間帯、使う人の状態まで含めて見る必要があります。

その判断のために、身体のしくみや皮膚の基礎を学ぶのです。

TINO

TINO

注意点を学ぶと、使うのが不安にならない?

AromaTime川口三枝子

AromaTime川口三枝子

むしろ逆なんです。理由が分かると、「これは避けよう」「これはこの形なら使いやすい」と判断しやすくなります。

植物油と精油を、同じものとして扱わない

肌に使うアロマでは、精油だけでなく植物油も登場します。

ここも、ただ「混ぜるための油」として見るのではもったいないところです。

植物油には植物油の役割があり、精油には精油の役割があります。香り、肌なじみ、使い心地、目的。ひとつのクラフトの中にも、考えるポイントはたくさんあります。

講座では、レシピをそのまま覚えるだけではなく、なぜその形で使うのかを見ていきます。

そうすると、スキンケアの実習も「作って楽しい」で終わらず、精油と基材をどう組み合わせるかを考える時間になります。

肌を見ることは、人を見ることにつながる

アロマを学ぶと、つい精油の名前や成分に目が向きます。

でも、実際に使うときに大切なのは、「どの精油が正解か」だけではありません。

誰が使うのか。どんな肌の状態なのか。どのくらいの頻度で使うのか。香りは心地よいのか。生活の中で無理なく続けられるのか。

肌に使う前に身体のしくみを知る理由は、そこにあります。

精油の知識を、相手のからだや暮らしにつなげる。AromaTimeのナードアドバイザー講座では、そんなふうに、理由を持ってアロマを使う力を育てていきます。

Lessonごとの授業報告は、こちらにまとめています。
ナードアドバイザー講座で学ぶこと|Lesson記事まとめ

講座の詳細はこちらをご覧ください。
NARDアロマ・アドバイザー資格講座

 

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<この記事を書いた人> 川口三枝子(AromaTime主宰)


NARD JAPAN認定アロマ・トレーナー/アロマセラピストトレーナー。アロマ歴28年。著書『すぐ使えるアロマの化学』はロングセラーとなり、台湾語版も発売。AromaTimeスクールチームとして、緩和ケア病棟でのアロマケアボランティアも継続しています。


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