知っているつもりのラベンダーを、もう一度植物から見てみる
知っているつもりのラベンダーを、もう一度植物から見てみる。

ラベンダーと聞くと、何を思い浮かべますか?
紫の花。
やさしい香り。
眠りによさそうな精油。
アロマを学んでいない方でも、ラベンダーの名前は知っていることが多いですよね。
だからこそ、植物からアロマを見ていくときには、最後にもう一度ラベンダーへ戻ってきたいのです。
知っている香りほど、植物から見直すと違って見えてくる。
今日は、真正ラベンダー、スピカ、ラヴァンジンという3つの名前を手がかりに、花の姿を見比べる入口へ進んでみましょう。
名前を知っていると、見えなくなることがある
ラベンダーは、アロマの中でもとても有名な植物です。
名前を聞いたことがある。
香りをかいだことがある。
お店で精油を見たことがある。
そんな方も多いと思います。
でも、有名な植物ほど、名前だけでわかった気になってしまうことがあります。
「ラベンダーなら眠り」
「ラベンダーならリラックス」
もちろん、それは入口としてわかりやすい言葉です。
でも、植物ストーリーで学ぶときは、そこからもう一歩だけ戻ります。
そのラベンダーは、どんな姿をした植物なのか。
どんな場所に育つのか。
瓶のラベルには、どんな名前が書かれているのか。
そこを見るだけで、ラベンダーは「知っている香り」から「もう一度見てみたい植物」に変わっていきます。
同じラベンダーに見えても、植物は一つではない
ラベンダーという名前は、ひとつの箱のように使われることがあります。
でも、その中には、いろいろなラベンダーがあります。
たとえば、真正ラベンダーとして知られるもの。
スピカと呼ばれるもの。
ラヴァンジンとして出会うもの。
ここで大切なのは、種類を全部暗記することではありません。
「ラベンダー」と書いてあっても、植物の姿や育つ場所まで同じとは限らないと知ることです。
それだけで、精油瓶のラベルを見る目が変わります。
スピカとアングスティフォリアの違いを香りや成分から知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
ラベンダーで眠れないのはなぜ?スピカとアングスティフォリアの違い
花の写真で、どこが違うか探してみる
3つのラベンダーを見比べるなら、まず花の写真からでも大丈夫です。
花のついた茎は、どんなふうに伸びているでしょう。
花の集まり方や、株全体の姿はどうでしょう。
「同じ紫の花」と見ていたところから、ひとつずつ違いを探してみる。正解を急がず、気になったところを見つけることから始めてみてください。
効能の前に、植物の違いを見る
ラベンダーは、どうしても効能の言葉で語られやすい精油です。
眠り。
リラックス。
スキンケア。
もちろん、使い方を知ることは大切です。
でも、植物から見るときは、先に「何にいいか」だけを決めません。
この植物はどんな場所に育つのか。
花の姿はどう違うのか。
人がひとまとめに呼んでいる名前の中に、どんな植物の違いがあるのか。
そこから見ると、ラベンダーは単なる定番精油ではなくなります。
詳しい成分や使い分けを確認したい方は、既存の保存版記事へつなげておきます。
各種ラベンダー精油の効果効能と使い分け・レシピ、お花の楽しみ方
最後にラベンダーへ戻ってくる理由
このシリーズでは、オレンジ、ラヴィンツァラ、ローズマリー、ブラックスプルース、フランキンセンスなど、いろいろな植物を見てきました。
知らない植物は、最初から「どんな木だろう?」と想像しやすいかもしれません。
でもラベンダーは、逆です。
知っている気がするからこそ、植物として見直す意味があります。
「植物ストーリーで学ぶアロマの化学入門講座」では、ラベンダーも、安眠や効能だけで終わらせず、植物の姿、育つ環境、種類の違いから見ていきます。
花の姿の違いに気づいたら、次は香りや育つ場所へ。身近な名前の中にある違いを、ひとつずつつなげていきます。
そこから、「植物からアロマを学ぶって面白そう」と感じていただけたらうれしいです^^
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この記事のまとめ
真正ラベンダー、スピカ、ラヴァンジン。ひとまとめに覚えていたラベンダーも、花や茎の姿から見比べる楽しみがあります。
ラベンダーという名前を知っていても、植物の姿や育つ場所、種類の違いまで見てみると、香りの印象は少し変わります。
「植物ストーリーで学ぶアロマの化学入門講座」は、このように身近な植物への小さな疑問から、香りと成分への興味を育てていく講座です。
ラベンダーと植物ストーリー よくある質問
Q. ラベンダーを見比べるには、どこから始めればよいですか?
花の集まり方や茎、株全体の姿など、写真で気になる違いを探してみてください。植物ストーリー診断の後には、メール登録で受け取れる無料図鑑PDFもご案内しています。
Q. なぜラベンダーを最後に扱うのですか?
ラベンダーは有名で、知っているつもりになりやすい植物だからです。最後に見直すことで、身近な精油ほど植物から見る面白さがあると伝えやすくなります。
Q. ラベンダーは全部同じように使えますか?
いいえ。ラベンダーと呼ばれる精油にも複数の種類があります。ラベルや植物の違いを見ることが、学びの入口になります。
ラベンダー3種の違い、診断で楽しく見てみませんか?
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<この記事を書いた人> 川口三枝子(AromaTime主宰)
NARD JAPAN認定アロマ・トレーナー/アロマセラピストトレーナー。アロマ歴28年。著書『すぐ使えるアロマの化学』はロングセラーとなり、台湾語版も発売。AromaTimeスクールチームとして、緩和ケア病棟でのアロマケアボランティアも継続しています。
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